不動産売却専門家の草留です。
親から相続した不動産、「使う予定はないけど、売ったらいくらになるんだろう?」
そんなときに役立つのが「不動産査定」です。
この記事では、税務評価ではなく“市場価格ベース”で不動産の価値を知る方法について、分かりやすく解説します。
実勢価格ってなに?

税金のための評価額とは違います!
不動産を相続すると、まず目にするのが固定資産税評価額や路線価。
しかし、これらは相続税や固定資産税のための「税務上の評価額」であり、実際に売れる価格とは大きく異なることがあります。
✅ 実勢価格とは?
→ 市場で実際に売買されている価格の目安
❌ 税務評価額とは?
→ 税金を計算するための基準。実勢価格より低くなるのが一般的
✅ 「売却を考えている方」には、必ず実勢価格ベースの査定が必要です!
不動産査定には2種類ある

相続した不動産が「今、いくらで売れるのか」を調べるには、プロによる不動産査定が必要です。査定方法には以下の2種類があります。
① 机上査定(簡易査定)
- 電話やインターネットで依頼できる
- 公共データや類似事例から価格を算出
- おおよその価格をすぐ知りたい方におすすめ
② 訪問査定(詳細査定)
- 現地調査のうえ、建物の状態や周辺環境まで詳しく確認
- より正確な価格を知りたい方におすすめ
- 売却を前提にするなら訪問査定が基本!
査定価格はどうやって決まる?
査定価格は、以下のような要素を総合的に評価して決まります。
- ✅ 立地(駅・商業施設・学区など)
- ✅ 土地の面積・形状・方位・接道状況
- ✅ 建物の築年数・構造・修繕状況
- ✅ 法律上の制限(再建築可否・用途地域など)
- ✅ 過去の取引事例や周辺の売出状況
査定額=売れる価格とは限らない?
不動産会社が出す「査定額」は、あくまで“この価格なら売れる見込みがある”という目安です。
実際に売却する価格は、次の要素でも変わります。
- 売却を急いでいるかどうか
- 買主との交渉
- 売却時期の市場状況(相場の上げ下げ)
相続不動産の売却を検討中の方へ
「使う予定はないし、維持費もかかるし…」とお悩みなら、
まずは不動産の“今の価値”を知ることが第一歩です。
当社では、地域密着ならではの知見で、
- 丁寧な価格査定(無料)
- 相続登記や名義変更などのアドバイス
- 売却のタイミングや方法のご提案
を行っております。相続した不動産の価値を正しく知ることは、将来の資産設計にとって非常に大切です。まずは、お気軽にご相談ください!売却するかどうかは、それからゆっくり考えましょう。
