不動産売却とは?
不動産を売却する上で知っておきたい基礎知識。
費用や高く売るためのポイントなど不動産を売却する上で知っておきたい基礎知識を解説いたします。
不動産売却はご相談から売買契約締結まで数ヶ月以上かかる場合もあります。スムーズに手続きを進めるためには不動産会社に任せっきりではなく基礎知識を理解しておくことが重要です。 ここでは、不動産売却の基礎知識・ながれ・注意すべき点などについてわかりやすく解説します。
不動産会社を選ぶ基準
Point1. 不動産売却に特化した会社を選ぶ
ご存じでしょうか。不動産会社は大きくわけて「不動産売却に特化した会社」と「賃貸物件紹介に特化した会社」、「不動産管理に特化した会社」の3種類があります。不動産売却を成功させる場合、きれいハウジングのような不動産売却に特化した会社を選ぶ ことをおすすめします。
Point2. お客様に確かな情報を伝える会社を選ぶ
不動産の売却は専門家でもない限り、なかなか経験することはないかと思います。売却プロセスは複雑で時間がかかる場合が多いため、スムーズなコミュニケーションが必要です。売主と頻繁に連絡を取り合い、透明性を持って情報を提供する会社を選ぶことが大切です。メリットもデメリットも含め、お客様に惜しみなく知識や情報を伝えてくれる不動産売却会社を選ぶようにしましょう。
Point3. 地域相場にあった適正査定をする会社を選ぶ
実際にいくらで売却できるのか査定額を気にする方は多いです。できれば高く売りたいと考えることはもちろんですが、高額な査定額を出す不動産会社が必ずしもよいとは限りません。 適正な査定をすることで、売却期間を長期化させることなく地域相場からかけ離れた価格で売れ残るということを防ぐことにもつながります。
Point4. 地元密着・地域情報力の高い不動産会社を選ぶ
特定の地域や市場に精通している不動産会社は、その地域の市場動向や価格についての深い理解を持っています。売却をスムーズにスピード感をもって対応するためには地域密着型の不動産会社をおすすめします。地域に特化しているのでその地域の相場から適正な査定額を算出したり、地元での営業も得意だからです。
Point5. 親身になってくれる会社を選ぶ
親身になってお客様の希望やお悩みを伺いそれを実現するために提案したり売却活動をしてくれる不動産会社かどうかは非常に重要です。
査定額の高さや実績だけを前面に出してコミュニケーションが不足している不動産会社も多くありますが、きれいハウジングではお客様の立場になってご提案いたします。定期的に販売状況もご報告させていただきますので、安心してお任せいただけます。
費用と税金
不動産売却にかかる費用と税金には主に以下のようなものがあります。 これらの費用を把握しておくことでより具体的に売却の計画を立てることができます。
費用・税金 | 詳細 |
---|---|
仲介手数料 | 不動産会社へ支払う手数料です。売却価格に応じて変わりますが、一般的に売却価格の3%+6万円+消費税が目安です。「宅地建物取引業法」により金額の上限が定められています。 |
繰り上げ返済手数料 | 売却代金を住宅ローンをの返済に充当する場合、金融機関によっては「繰り上げ返済手数料」
が発生するケースがあります。 手数料額は金融機関や手続きの仕方によって異なるため、ご利用の金融機関にご相談いただくことをおすすめいたします。 |
抵当権抹消費用 | 不動産に抵当権が設定されている場合、住宅ローンを一括返済すると「抵当権抹消」の手続きが必要になります。 個人での手続きも可能ですが、手続きが複雑なため司法書士に依頼するのが一般的です。費用は数万円程度です。 |
印紙代 | 売主様と買主様との間で交わす売買契約書に貼付する印紙税です。契約金額に応じて変わります。 |
不動産の売却益に かかる税金 | 不動産の売却から得た利益(譲渡所得)に対してかかる税金です。譲渡所得は、「売却価格 – 取得費 – 譲渡費用」で計算されます。 税率は、所有期間が5年以下の短期譲渡所得は39.63%(所得税30.63%+住民税9%)、5年超の長期譲渡所得は20.315%(所得税15.315%+住民税5%)(※)となります。※2024年5月現在 |
査定評価のポイント
不動産の査定には過去の成約事例、立地条件や方角・日当たり、最寄り駅までの距離などさまざまな要素が絡みます。さらに地域内の需要も関係しますので地元に強いプロの目線がとても重要です。
査定ポイント | 内容 |
---|---|
築年数 | 新しいほど評価が高くなります。築10年を超えるとマイナス評価につながるとされていますが、大手ハウスメーカーなどの物件はブランド力があるため築年数が経過していても価値が保たれやすい傾向にあります。 また、メンテナンス状態も重要で、築年数が古くてもメンテナンスが行き届いていて状態が良い物件は査定時のプラスポイントとなる可能性があります。 |
最寄りの交通機関 | エリアにもよりますが、特にマンション売買では川内駅までの距離が近い物件は評価が高い傾向にあります。また、間取り、角部屋か中部屋か、階数によって評価のポイントが異なります。 |
周辺環境 | 商業施設、学校、病院など、生活に必要な施設が充実しているエリアは評価が高くなる可能性があります。 一方、静かで治安の良いエリアが好まれるため、人が集まるエリアにおいては防犯・防災上の懸念がないかどうかも査定のポイントになります。 工場・工業関係施設の近くはマイナス評価につながりやすく、嫌悪施設(廃棄物処理場、刑務所、風営法管理下施設など)の近くは著しく評価が下がる傾向にあります。 |
方角・日当たり | 方角、日当たり、風通しも重要なポイントとなります。もっとも評価が高いのは南向きの物件で、続いて東向き、西向き、北向きの物件となるのが一般的です。 |
広さ・間取り | 広さだけでなく、使いやすい間取りであることも重要視されます。購入者の視点では、特殊な形状や間取りよりは一般的な間取りの方が検討しやすいため、注文住宅などでこだわりの間取りの場合はコンセプトを担当者に伝え、販促に活かしてもらうようにすると良いでしょう。 |
リフォーム・メンテナンス | 築年数が古くてもメンテナンスが行き届いていて状態が良い物件は査定時のプラスポイントとなる可能性があります。リフォームをした場合は「リフォームをした場所」「こだわりポイント」などを担当者に説明できるようにしておくことが望ましいです。 |
戸建てならではの設備 | 戸建てでないと設置が難しい設備は評価のポイントになります。 太陽光発電、カーポートやガレージなど、利便性の高い設備や趣味に活用できる設備は大きな特徴となります。 |
売却までの流れ
まずはお気軽にご相談くださいませ。
不動産売却のながれや必要書類等を丁寧にご説明させていただきます。 その後、「物件調査」「査定」を行い、査定額を算出いたします。 査定額をもとに売り出し価格を決定次第、販売活動を行います。
購入者が決まり次第売買契約に進みますので、それまでに必要書類をご用意くださいませ。 売買契約が完了次第、代金の受領と物件のお引渡しとなります。
1.
ご相談・査定依頼
まずはお気軽にご相談ください。売却までのながれをご説明し、査定のご相談をお伺いいたします。
2.
物件調査/価格提示
(査定書提出)
当社にて物件調査~査定を行い査定額をご提示後、実際の売出し価格を決定いたします。
4.
売却活動
各種媒体への掲載や広告を通じて販売活動を行います。 購入希望者の方が現れた場合には交渉を行います。
5.
売買契約
購入者が見つかりましたら売買契約を結びます。この時までに必要書類を準備しておく必要があります。
6.
代金授受
物件引き渡し
売買代金を受け取り、物件を買主に引き渡します。
7.
譲渡税の納付
確定申告にて譲渡所得の申告を行い、譲渡税を支払います。
8.
完了
手続きは完了です。必要に応じて住所変更などの手続きを行います。